高額な3DCGソフトをできるだけ安く購入する方法

CGソフトを安く買う方法

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

3DCGソフト(CGソフト)をできるだけ安く購入する方法を紹介します。

まずはCGソフトの種類や選び方を考え、体験版を試す

ワンコ先生

代表的なCGソフトは、どれも覚えきれないぐらい多くの機能を搭載しておるが、数万円から数十万円と価格もそれなりにするのう。

そうなんですよ〜欲しくても高額で簡単に手が出ません!

菊千代

ワンコ先生

そうじゃな。ゆえに購入前にCGソフトの種類や選び方を確認するのがおすすめじゃ。過去記事を参考にするとよいじゃろう。

MEMO
BlenderやSculptrisなど、無料で利用できる高機能ソフトもあります。詳しくは上の記事をご覧ください。

追記:2020年、SculptrisはZBrushCore Miniの登場とともに提供が終了しました。

まずは体験版や教育版(学生や教員向け)で試すとよいですよね!

菊千代

ワンコ先生

そうじゃ。自分に合うかどうかという相性もあるじゃろうから、実際に触れてみることは重要じゃな。

セール期間を利用して、CGソフトを安く購入する

ワンコ先生

ではいよいよ今回の本題じゃ。CGソフトを安く購入する方法は、ずばりセール期間狙いじゃ!

ワンコ先生、それ誰でも知ってると思うんですが…

菊千代

ワンコ先生

そうかもしれんのう。では、どのソフトのセールがいつ行われるかはわかるかな?

え、それはわからないですね…どうやれば知ることができるんですか?

菊千代

ワンコ先生

CGソフト開発元のウェブサイトでメルマガ登録をしたり、SNSをフォローしたりするのじゃ。

CGソフト開発会社のメルマガに登録したり、SNSをフォローすることで、セールの情報をいち早く知ることが可能です。

開発元の直販を利用して、CGソフトを安く購入する

ワンコ先生

日本国内の代理店や販売店ではなく、海外の開発元から直接購入することで、CGソフトが安くなることもあるぞ。

いまはネットで買えちゃいますもんね。でも、やりとりは英語ですよね?

菊千代

ワンコ先生

もちろんそうじゃが、ソフトを選んでカード決済するだけなら英語力はほとんど必要ないじゃろう。ただし直販の場合、英語版しか使えなかったり、サポートも英語のみになることもあるので注意が必要じゃ。

主なCGソフトは、ほぼすべて海外の会社が開発しています。ソフトウェアによっては、日本国内の代理店や販売店を通さずに直接購入することが可能です。

ただし日本国内の代理店や販売店では、日本語のサポートやマニュアルを充実させていることがあるので、金額差はあっても日本で購入する方がよい場合もあるでしょう。

サブスクリプションなら導入コストが下げられる場合がある

サブスクリプションを利用することで、CGソフトの導入コストが下げられる場合があります。

「サブスクリプション」は、一定期間だけCGソフトを使えるというライセンス方式。

例えばMODOの場合、次のような料金体系です(いずれも税別・2018年5月現在の情報)。

  • 恒久ライセンス(1年間メンテナンス付き):23.8万円
  • サブスクリプション/1年間:8万円
  • MODO メンテナンス/初年度/既存ユーザー向け:54,800円

一度購入すれば、使い続けられるのが恒久ライセンスの利点ですが、バージョンは購入時のまま。

MODOの場合、恒久ライセンス購入後、常に最新バージョンを利用したければ、メンテナンス契約費用として毎年54,800円が必要です(メンテナンス契約が切れた場合、再契約後の費用は毎年80,000円になります)。

サブスクリプションは、毎年8万円が必要ですが、常に最新バージョンを利用できます。ただし契約が終了すると、ソフトが使えなくなります。

常に最新バージョンを使う場合、5年間のコストはサブスクリプションなら40万円、恒久ライセンス+メンテナンス(4年分)の場合、457,200円。

常に最新バージョンを使うという前提であれば、サブスクリプションの方が初期導入コストが下がり、総コストとも安くなります。

MEMO

MAYA、3DS MAXは、サブスクリプションしかありません。また、サブスクリプションがないCGソフトもあります。

過去にCGソフトが安くなった時期を調べる方法

過去に行われたCGソフトのセール情報を調べることで、セールのおおよその時期を把握できます。

そのような情報を知るために「CGソフト名 + セール」「CGソフト名 + キャンペーン」などのキーワードで検索してみましょう。

様々なソフト名で検索すると、次のような時期にCGソフトが安く販売されることがわかります。

  • メジャーアップグレードのタイミング
  • NAB Show(4月)
  • Siggraph(8月)
  • IBC(9月)※日本ではセールが行われないことが多いです。
  • Thanksgiving Dayの時期(11月後半)
  • クリスマスシーズン

CGソフトは、メジャーアップグレードのタイミングで一定期間、CGソフトがキャンペーン価格になる場合があります。

NAB、Siggraphなどのイベント開催時期、11月のThanksgiving Dayの前後(Black FridayやCyber Monday)、12月のクリスマスシーズンには、多くのCGソフトやプラグインのセールが行われており、普段より安価に購入できる可能性が高いです。

他にはフラッシュセールなどによって、CGソフトが安くなることもあります。

CGソフトによってはいつでも安く購入する方法があったりするので、購入検討時は、事前に開発元に確認するとよいでしょう。

MEMO
過去にスペインのNext Limit社が、サッカーのワールドカップでスペインが勝ち進むたびにMaxwell Renderという製品を値引きするキャンペーンを開催。なんとそのワールドカップでスペインが優勝し、Maxwell Renderが半額になりました。またあるといいですね(笑)

普段から情報収集を行って、CGソフトをお得に購入しましょう

CGソフトの種類を知り、体験版などで試し、自分に合うものを選び、そしてセールのタイミングでお得に購入するのが、賢いCGソフトの導入方法です。

繰り返しになりますが、セールのタイミングを逃さないために、気になるCGソフト開発元のメルマガ登録やSNSのフォローを行いましょう。

注意
クラックされたソフトウェアの購入やダウンロードは犯罪です。CGソフトが高額だからといって、犯罪に手を染めてはいけません。