統合型から特化型まで主な3DCGソフトの種類

CGソフトの種類

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

追記: 価格や契約に関する情報は掲載・更新時点のものです

開発元の買収や方針転換、為替変動など、様々な要因でDCCツールの提供価格やライセンス形態の変更(永久ライセンスの廃止・サブスク化など)が行われます。掲載情報は可能な範囲で更新していますが、最新ではない場合もありますので、ご注意ください。

3DCG(CG)ソフト統合型特化型に分類し、それぞれの主なソフトウェアを紹介します。

CGソフトの選び方や、体験版・教育版(学生・教員・学校向け)に関する情報は、次の記事を参考にしてください。

CGソフトの種類(統合型、特化型)

菊千代

3DCGに興味があるけど、どんな種類のソフトがあるんだろう…

菊千代よ、CGソフトには大きく分けて「統合型」と「特化型」があるぞ。

ワンコ先生

菊千代

ワンコ先生!統合型と特化型の違いがよくわかりません…

ではまず、統合型と特化型の違いについて見ていこう。

ワンコ先生

統合型のCGソフト

CGソフトには次のように様々な機能がありますが、これらをすべて搭載しているのが、統合型のCGソフトです(ソフトによって搭載されている機能には差があります)。

    • モデリング
    • リトポロジー
    • UVエディット
    • アニメーション
    • リギング
    • レンダリング
    • 3Dペインティング
    • スカルプト
    • エフェクト
    • ダイナミクス

特化型のCGソフト

モデリング、スカルプトなど、特定の機能だけを備えているのが、特化型のCGソフトです。

レンダリング機能だけのソフトは「レンダラー」などと呼ばれます(特化型CGソフトとは考えません)。

MEMO
映像制作会社が、CGソフトを独自開発する場合があります。それらは社内(インハウス)のみで利用され、市販されていません。インハウスだったソフトを改良して市販する、Foundryのような会社もあります。

3DCGソフトと3D CADソフトは似てるけど異なる

似たような画面で、共通機能もある「3DCGソフト」と「3D CADソフト」ですが、3DCGソフトは、映像やイラスト制作、3D CADソフトは、設計や製図などで利用することが主目的です。

最近ではFUSION 360のような3D CADソフトに3DCGソフトのような機能を加えたソフトも登場しています。

主な統合型CGソフト

菊千代

ワンコ先生、統合型のCGソフトには、どんなものがあるのかが知りたいです。

よし、では主な統合型CGソフトについて見ていこうかのう。

ワンコ先生

現在、販売されている主な統合型CGソフトを紹介します。ほぼすべてのCGソフトには、体験版や学生・教職員版があり、無料または安価にソフトウェアを試用可能です。

注意
ソフトウェアの価格は記事公開時の情報です。購入時には必ず金額をお確かめください。

MEMO
各ソフトウェアは、複数年契約や月契約など、様々な販売・契約形態がありますが、以下の情報では代表的なものだけを掲載しています。
追記: 2022年から従量課金制のAutodesk Flexがサービス開始

2022年に「Autodesk Flex」という従量課金制のサービスが始まりました。あらかじめトークンを購入し、利用した分だけトークンが減ります。500トークン(約20万円)から購入が可能。Maya、3ds Max、Fusion 360など、Autodeskが提供する様々なDCCツールが対象となっています。詳しくは、Autodesk Flex のウェブページをご覧ください。

MAYA(マヤ)

※上記の動画は、Autodeskのショウリールです。

ワンコ先生

MAYAは、高機能でカスタマイズ性にも優れ、大規模シーンの制作にも耐えられるよう設計された統合型CGソフトの代表格。

ライセンスはサブスクリプションのみで、年間使用料が約25 27万円と高めであることから、プロ向けのソフトウェアといえるじゃろう。

ゲーム開発者向けに機能を限定したMAYA LTは、年間3万円台で利用可能じゃ。

  • MAYA:230,000 272,800円(税込)/年
  • MAYA Indie:40,700円(税込)/年
  • MAYA LT:34,000 40,700円(税別)/年
  • ライセンス形式:サブスクリプションのみ
  • 対応OS:Windows、Mac、Linux(MAYA LTは、Linux版はなし)
追記

Mayaは2020年2月に価格改定(値上げ)され、同年8月にIndie版の提供が開始されました。

参考 MAYAAutodesk

3DS MAX(スリーディーエスマックス)

ワンコ先生

3DS MAXは、MAYAと同じAutodeskの統合型CGソフトで、様々な分野で利用されておる。

ライセンスや価格はMAYAと同じで、対応OSはWindowsのみじゃ。

MEMO
AutodeskのCGソフトは、元々は3DS MAXが主力でしたが、買収によってMAYAとSoftimage(ソフトイマージ)を手中に収めました。競合する3大CGソフトを手に入れたAutodeskですが、Softimageは、その後、開発が終了しています。

  • 3DS MAX:230,000 272,800円(税別)/年
  • 3DS MAX Indie:40,700円(税別)/年
  • ライセンス形式:サブスクリプションのみ
  • 対応OS:Windows

追記

3DS MAXは2020年2月に価格改定(値上げ)され、同年8月にIndie版の提供が開始されました。

参考 3DS MAXAutodesk

Cinema 4D(シネマフォーディー)

追記: Cinema 4D 2023 からライセンス形態がサブスクに一本化

Maxonは、2022年に「Cinema 4D 2023」を発表。このバージョンから永久ライセンスの提供はなくなり、サブスク契約に一本化されました。

MEMO
Maxonは2019年のSiggraphで製品プランの一本化やサブスクリプションの追加などを発表しました。2019年9月からは、新しいプランと価格で提供されます。
Cinema 4D – プランと価格

ワンコ先生

Cinema 4Dは、特にモーショングラフィックスの作成が得意。
Adobe After Effectsとの連携にも強く、同ソフトにはCinema 4D LITEもバンドルされておる。用途に応じた4種類のグレードが提供されておるぞ。

MEMO
最上位版のSTUDIOは、初期導入価格は高額ですが、永久ライセンスなので購入後はずっと使い続けることが可能です。MSA(Maxon Service Agreement)を契約すると、常に最新バージョンを利用できるといった特典が付与されます。MSAは年間契約です。


2019年9月上旬からの新しいプランと価格は次のとおり。新プラン提供時点でMSAの契約期間が残っている場合は、残存期間に応じて向こう2年間のサブスクリプションが割引価格で提供されるとのこと。
  • Cinema 4D 年間サブスクリプション:月当たり 約7,058円(年払い)
  • Cinema 4D with Redshift 年間サブスクリプション:月当たり 約9,808円(年払い)
  • Cinema 4D Perpetual(永久ライセンス):414,700円
  • ライセンス形式:サブスクリプション、永久ライセンス
  • 対応OS:Windows、Mac


2019年9月上旬までのプランと価格は次のとおり。
  • STUDIO(全機能搭載の最上位版):405,000円(税別)※
  • VISUALIZE(建築・プロダクトデザイン向け):217,800円(税別)※
  • BROADCAST(モーショングラフィックス向け):177,300円(税別)※
  • PRIME(グラフィックデザイナー・入門者向け):94,500円(税別)※
  • ライセンス形式:永久ライセンス、期間限定ライセンス
  • 対応OS:Windows、Mac

※スタンドアロン・ダウンロード・通常版の場合の価格。

追記(2022年5月)

Maxonは、Red Giant、Redshift、ZBrush(Pixologic)などを買収し、それらをCinema 4DとパッケージにしたMaxon Oneというサービスを提供しています。これらのソフトを個別に購入する場合と比べるとかなりコストパフォーマンスが高いです。(2022年現在、Maxon Oneには、ZBrushも加えられています。)

参考 Cinema 4DMAXON

Blender(ブレンダー)

ワンコ先生

Blenderは、オープンソースのCGソフト。無料とは思えない高機能ソフトで、プロの現場でも利用されておる。独特のインターフェイスで慣れるのに時間がかかるといわれておるのう。

  • Blender:無料
  • ライセンス形式:GPL
  • 対応OS:Windows、Mac、Linux

参考 BlenderBLENDER.ORG

LightWave 3D(ライトウェーブスリーディー)

ワンコ先生

LightWave 3Dは、日本では特にアニメ業界では根強い人気があるソフトじゃ。
税別15万円弱という導入しやすい価格に加えて、永久ライセンスであることも魅力といえるのう。

  • LightWave 3D(ダウンロード版):162,800円(税込)
  • ライセンス形式:永久ライセンス
  • 対応OS:Windows、Mac

参考 LightWave 3Dディ・ストーム

MODO(モド)

※上記の動画は、Foundryのショウリールです。

ワンコ先生

MODOは、優れたモデリング機能に定評のあるソフトじゃ。
元々はモデリング機能だけじゃったが、バージョンアップごとに増強されて、現在は統合型といえるまでに成長しておる。

Foundryに買収されてからは、同社製品との連携も強化されておるな。

  • MODO恒久ライセンス(1年間メンテナンス付き):261,800円(税込)
  • MODOサブスクリプション:118,800円(税込)/年
  • ライセンス形式:永久ライセンス、サブスクリプション
  • 対応OS:Windows、Mac

参考 MODOMODO JAPAN GROUP

追記:MODOの新規恒久ライセンスの販売は、国内では2022年4月27日で終了しました。

Houdini(フーディーニ)

ワンコ先生

Houdiniは、特に爆発、煙、炎、水(流体)などのエフェクトの機能に優れていて、映画やCMでは欠かせないソフトの1つじゃ。

統合型ソフトじゃが、実際にはエフェクト用ソフトとして利用されることが多いじゃろうな。

  • Houdini Apprentice:無料体験版
  • Houdini Indie:269ドル/年(サブスクリプションのみ)
  • Houdini Indie Engine:無料
  • Houdini Core:253,000円
  • Houdini FX:632,500円
  • Houdini Engine:63,250円/年
  • ライセンス形式:永久ライセンス、期間限定ライセンス、サブスクリプション
  • 対応OS:Windows、Mac、Linux

参考 HoudiniSideFX

参考 Houdini各エディションの機能比較SideFX

追記:2020年2月25日、UnrealとUnity向けに、Houdini Engineを無償提供することが発表されました。

Houdini Engine for Unreal and Unity | sidefx

Clarisse(クラリス)

isotropixが開発したClarisseは、統合型CGソフトの中では新しい2012年12月生まれの統合型CGソフト。Clarisse iFX と Clarisse BUiLDERがあります。BUiLDERはハイエンドなVFX・アニメーションスタジオ向けで研究開発に4年を費やしたとのこと。iFXは、BUiLDERよりも機能が限定的です。

追記:Clarisse は2023開発が終了したようです。

isotropix

  • Clarisse iFX Personal Learning Edition (PLE):学習向け無料ライセンス
  • Clarisse iFX for Indies (ノードロックライセンス、初年度保守付属)|個人向け:131,868円
  • Clarisse iFX For Indies -保守更新(1年間):|個人向け:303,468円
  • Clarisse iFXノードロックライセンス(初年度保守付属)|法人向け:303,468円
  • Clarisse iFX フローティングライセンス(初年度保守付属)|法人向け:303,468円
  • Clarisse BUilDER フローティングライセンス(初年度保守付属)|法人向け:871,068円
  • Cnode (初年度保守付属)|法人向け:72,468円
  • Cnode 保守更新(1年間)|法人向け:39,468円
  • ライセンス形式:永久ライセンス、期間限定ライセンス
  • 対応OS:Windows、Mac、Linux

※上記の価格はボーンデジタルウェブサイトに2021年5月に掲載されていた情報です。
※INDIESライセンスは個人ユーザー限定。スタジオ、法人は購入不可。

主な特化型CGソフト

菊千代

統合型ソフトだけでお腹いっぱいですが、特化型ソフトのことも教えてください!

うむ。特化型ソフトには、ZBrushのように業界標準ともいえる優れたソフトもあるので、覚えておくとよいぞ。

ワンコ先生

注意
ソフトウェアの価格は記事公開時の情報です。購入時には必ず金額をお確かめください。

MEMO
各ソフトウェアは、複数年契約や月契約など、様々な販売・契約形態がありますが、以下の情報では代表的なものだけを掲載しています。

ZBrush(ズィーブラシ)

ワンコ先生

ZBrushは、スカルプトベースのモデリングソフトじゃ。粘土をこねるような感覚でモデリングできると評判が高く、この分野では圧倒的に支持されておるな。

  • ZBrush:47,300円(税込)/年 ※
  • ZBrush CORE:9.95ドル/月)※
  • ライセンス形式:サブスクリプション、永久ライセンス (Pixologic本家では2019年からサブスクリプションの提供が開始されました)
  • 対応OS:Windows、Mac

※ZBrushは、株式会社オークの販売価格。ZBrush COREは、株式会社オークなどの代理店での販売は終了し、2022年6月現在はPixologic公式でサブスク販売。

追記:ZBrushの開発元Pixologicは2019年にMaxonに買収されました。その後、ZBrushはサブスク化され、Maxon Oneにも含められるようになっています。

MEMO
ZBrush 2018までは、無償アップグレードが提供されてきましたが、2019からは新規購入から1年間までが無償アップグレードの対象となっています(2018までのバージョンを持っている場合、2019へは無償アップグレード)。Pixologic本家ではサブスクリプションの提供も開始されましたが、日本では2019年3月11日現在では永久ライセンスのみ販売されているようです。

MEMO
「ZBrush」の読み方には諸説ありますが、本記事では「ズィーブラシ」としました。

参考 ZBrushMaxon

Sculptris(スカルプトリス)

追記:2020年、SculptrisはZBrushCore Miniの登場とともに提供が終了しました。

ワンコ先生

Sculptrisは、ZBrushと同じスカルプトベースモデリング特化のソフトじゃ。
ZBrushほど高機能ではないが、簡単に操作でき、無料なので、スカルプトを体験したい人は試してみるとよいじゃろう。

MEMO
Sculptrisは、ZBrushの競合でしたが、Pixologic(ZBrushの開発元)が買収しました。

  • Sculptris:無料
  • ライセンス形式:永久ライセンス
  • 対応OS:Windows、Mac

参考 SculptrisPixologic(株式会社オーク)

3D-COAT(スリーディーコート)

ワンコ先生

3D-COATは、スカルプトベースのモデリングソフトじゃ。オートリトポ機能が優れているといわれておるな。

  • プロフェッショナル:379ドル
  • アマチュア:99ドル
  • 3DCprinting:49ドル
  • ライセンス形式:永久ライセンス
  • 対応OS:Windows、Mac、Linux

参考 3D-COATPilgway

MARI(マリ)

ワンコ先生

MARIは、3Dペインティング&テクスチャソフト。
高解像度のデータを大量に扱う大規模プロジェクトにも耐えられる高機能ソフトじゃ。国内外の数多くの映像制作会社で採用されておるぞ。

  • MARI:272,976円(税込)※
  • ライセンス形式:永久ライセンス、サブスクリプション
  • 対応OS:Windows、Mac、Linux

インディゾーンの販売価格。

参考 MARIFoundry

Substance 3D(サブスタンス・スリーディー)

※Substanceの開発元であるAllegorithmicは、2019年にAdobeに買収されました。

ワンコ先生

Substance 3Dは、3Dペインティングやテクスチャ編集など用途別に次の4つのソフトウェアがある。
  • Substance 3D Painter:リアルタイムに3Dモデルのテクスチャ作成
  • Substance 3D Designer:パラメトリック3Dアセットのデザイン
  • Substance 3D Stager:3Dシーンを構成、レンダリング
  • Substance 3D Sampler:3Dのマテリアルとライトの作成

Adobe公式ではサブスクのセット販売のみ、Steamでは個別の永久ライセンス版を販売しておる(2022年6月現在)。

これらはセット販売だけでなく、個別に購入可能じゃ。インディ向けとプロ向けで異なる価格になっておる。

追記(2020年1月):
現在はSubstance Suiteとして様々なツールのセットがサブスクリプションで提供されておる。上記のPAINTER、DESIGNER、B2Mは、Steamで購入可能じゃ。

MEMO
大量の高解像度データの処理を得意とするMARIが映画・映像制作などで重宝されているのに対して、SUBSTANCEはUnityやUNREAL ENGINEのようなゲームエンジンにも連携用ツールを提供しており、ゲーム業界において業界標準となっています。

  • ライセンス形式:永久ライセンス、サブスクリプション
  • 対応OS:Windows、Mac、Linux(B2MはLinux版がありません)

Substance 3D 価格(公式サイトで購入可能

  • Substance 3D Collection(Substance 3D全部入り):月々プラン 6,028円 / 年間プラン(一括払い)67,078円
  • Substance 3D Texturing(Stager以外全部入り):月々プラン 2,398円 / 年間プラン(一括払い)26,818円
  • INDIE LICENSE:19.90ドル(月払い)/ 219ドル(年払い)
  • PRO LICENSE:99.90ドル(月払い)/ 990ドル(年払い)
  • ENTERPRISE LICENSE:要問い合わせ

SUBSTANCE 永久ライセンス価格(Steamで購入可能

  • Substance 3D Painter:15,900円
  • Substance 3D Designer:15,900円
  • Substance 3D Sampler:15,900円
  • Substance 3D Stager:15,900円
  • SUBSTANCE B2M3:10,300円
  • SUBSTANCE Bitmap2Material 3 Professional Upgrade:5,150円

SUBSTANCE インディ向け価格

インディ版は、年間売上10万ドル以下が対象です。

  • SUBSTANCE THE TEXTURING SUITE ※:239ドル/年
  • SUBSTANCE PAINTER:149ドル
  • SUBSTANCE DESIGNER:149ドル
  • SUBSTANCE B2M:99ドル

※SUBSTANCE PAINTER/DESIGNER/B2Mのセットです。

SUBSTANCE プロ向け価格

プロ版は、年間売上10万〜1億ドルが対象です。

  • SUBSTANCE THE TEXTURING SUITE ※2:990ドル/年
  • SUBSTANCE PAINTER:990ドル
  • SUBSTANCE DESIGNER:990ドル
  • SUBSTANCE B2M:149ドル

※SUBSTANCE PAINTER/DESIGNER/B2Mのセットです。

Quixel(クイクセル)

※Quixelは、2019年にEPIC Gamesに買収されて、UE4ではMegascansが無料提供されるようになりました。

ワンコ先生

Quixelは、元々はPhotoshopのプラグインとして動作するテクスチャ作成ツールじゃったが、その後、内容を一新しておる。現在はMixer、Bridge、Megascansから構成されるソフトになっておるぞ。

Quixelは、次の3つのソフトウェアから構成されています。

  • Mixer: スタンドアロンのマテリアル作成ソフト
  • Bridge: アセットマネジメントツール
  • Megascans: 3D&2Dライブラリー

  • ライセンス形式: サブスクリプション(Personal / ArchViz / Businessから選択)
  • 対応OS: Windows、Mac、Linux(MixerにはLinux版がありません)

  • Personal: $9/月 から $228 〜 $468/年
  • ArchViz: $828 〜 $2,388/年
  • Business: $4,788 〜 $9,588/年
  • Enterprise: 要問い合わせ
  • Indie Program: 要申請
  • Educational Program: 要申請

MEMO
Quixelの各プラン(Personal/ArchViz/Business) は、それぞれ3つの料金体系があり、使えるポイント数が異なります。ポイントはMegascansライブラリーからアセットをダウンロードするときに必要ですが、使われないポイントは繰り越されます。

参考 QuixelQuixel

Metasequoia(メタセコイア)

ワンコ先生

Metasequoiaは国産のモデリングツールじゃ。レンダリングやボーンなどの機能も搭載されておるぞ。

  • Metasequoia 4 EX:20,350円(税込)
  • Metasequoia 4 Standard:5,500円(税込)
  • ライセンス形式:永久ライセンス
  • 対応OS:Windows、Mac

参考 Metasequoia株式会社テトラフェイス

World Creator(ワールドクリエイター)

World Creatorは、グラフィカルなインターフェイスの景観作成ソフト。様々なDCCツールと連携可能です。2020年には、Octane Renderとのバンドル版の提供も開始されました。

  • Standard: 149ドル
  • Professional: 249ドル
  • Enterprise: 要問い合わせ

World Creator

GAEA(ガイア)

GAEAは、ノードベースの景観作成ツール。無料版は1024 x 1024という解像度の制限はありますが商用利用も可能です。Professional以上のライセンスには解像度制限はありません。

  • Free: 無料
  • Indie: 99ドル
  • Professional: 199ドル
  • Enterprise: 299ドル

GAEA

まずはざっくりと主要なCGソフトを覚えましょう

ワンコ先生

どうじゃ菊千代、CGソフトの種類はわかったかな?

はい!でも種類も多いし、細かい違いとかは正直まだわかりません…

菊千代

ワンコ先生

そうじゃろうな。まあ徐々に違いはわかっていくじゃろうから、まずはざっくりと覚えておけばよいぞ。今度はCGソフトの選び方も考えてみよう。

似たようなCGソフトも多いのですが、まずはどんなものがあるかをざっくりと知っておいて、ソフトウェアを選ぶときに活かしましょう。

1 COMMENT

現在コメントは受け付けておりません。