記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
Cinema 4D標準機能のRemeshと、有料プラグインQuad Remesherとの比較をC3D YouTubeチャンネルで公開しました。本記事ではその概要をお伝えします。詳しい内容は、YouTubeをご覧ください。
リメッシュとは
リメッシュは、ポリゴン数が非常に多い場合などに、元のオブジェクトの形状をできるだけ保ちながらポリゴン数を減らすときなどに用いられる機能です。ZBrushのようなスカルプトソフトで作ったハイメッシュや3Dスキャンを使って生成されたデータなど、膨大なポリゴン数を減らすときに便利です。
Cinema 4D標準のRemeshとQuad Remesherの違い
Cinema 4D標準のRemeshは、ポリゴン数を減らしたいオブジェクトの親として追加するだけで、非破壊でリメッシュが行えます。
有料プラグインのQuad Remesherは、プラグインを追加するとExtensionsメニューの中から選択できるようになります。対象オブジェクトを選び、Quad Remesherを選択すると、別ウインドウでパラメータが表示されるので、調整を行ったら「Remesh IT!」ボタンをクリック。すると元のオブジェクトとは別にリメッシュされたオブジェクトが生成されます。
両者とも元の形状を保ちつつ、大幅にポリゴン数を減らせますが、標準のRemeshでは不均一なポリゴンの流れになるのに対して、Quad Remesherは、均一なポリゴンの並びになりました。
ポリゴン数を減らすという目的で使う場合は、どちらを使っても良いと思いますが、リメッシュ後にポリゴンを編集したい場合は、Quad Remesherの方がやりやすいと思います。
YouTubeでは触れていませんでしたが、Quad Remesherはリメッシュ後にUVマップが生成されていないのに対して、標準のRemeshでは生成されており、そのような違いもあるようです。
Quad Remesherは一ヶ月間は無料で使用でき、今回の比較も試用版を使って行いました。気になる方は、まずは試してみてはいかがでしょうか。