C3D NEWS vol.22: Unreal Engine 5早期アクセスが公開

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こんにちは、 いわいです。今週はついにUE5の早期リリースが公開されました。すでにデモは見ていましたが、本当に驚きのクオリティ。他にはVimeo上場が個人的に結構印象的なことだったので色々と書きました。

UE5早期アクセスリリース

Unreal Engineの最新版、UE5の早期リリースが公開されました。すでに試している人も多くいるようですが、これが無料とか信じられません。

開発元のEPICは近年、様々な企業を買収。過去に買収したQuixelやMetaHuman Creatorの技術をどんどんUnreal Engineに取り入れています。今年もCapturingRealityやArtstationを買収。EPICは開発ツールだけでなく、登録ユーザー数が3.5億人ともいわれているFortniteという超強力なコンテンツも持っています。

一連の買収はサービスの強化ということだけではなく、それらを連携させてより大きなものを構築しようとしているのではないでしょうか。色々と想像が膨らみます。

UE4で制作されたフォトリアルなSFムービー

UE4で作られたSFのショートムービー。MetaHuman Creatorを使用されているようです。もう小規模チームで映画ができてしまいそう。こういう映像を作りたいならUnrealなのかな…

熱中するのもほどほどに…

映像作家のTakaさんがBlenderをやりすぎて体を壊した話。逆にここまで追い込めるのはすごいと思いつつ、何事も健康ありきなので無理をしすぎないようにしなければですね。

Vimeo上場から考える広告モデルの限界

Vimeoが上場しました。広告モデルのYouTubeに対して、Vimeoはサブスクリプションモデルで収益を得ています。このようなビジネスモデルで成功しているのは素晴らしいですね。

広告モデルはあらゆるコンテンツを無料で見られる代償として、見たくもない広告が多く流れてきます。YouTubeの場合は有料プランに課金すれば広告は消せますが、広告モデルの難点はクリエイターが広告収益を得るためのコンテンツ作りを行いがちなところ。個人情報も吸い上げられていたりします。

そんな中、Braveのような広告を表示しないブラウザや、広告をブロックするスマホアプリなど、邪魔な広告を消し去るためのツールも普及してきました。

またAppleはプライバシー保護のため、デジタル広告への個人データ提供を利用者側が選択できるよう、2021年4月にiOSをアップデート。猛反発してる企業がありますが、これはいかに裏側で個人情報を取得して収益を上げていたかを自ら露呈しているようにしか見えません。

インターネットで多くのサービスが無料で利用できるのはありがたいけど、どこまでも追いかけてくる広告にはウンザリという人も多いのではないでしょうか。

新聞社など情報メディアもサブスクで成功している事例は多くあります。課金してでも見たい、読みたいと思われるような価値あるものを作っていかないといけないな〜と思います。

ちなみにC3DのウェブサイトにもGoogleなどの広告は掲載していますが、見てくれた人が気分を害しそうな広告(自分が見て嫌な気分になるもの)は広告管理画面でブロック。有料でも読みたいと思ってもらえるような、価値のある情報を伝えていけるように頑張ります。

iPad Pro が届いたので色々とレビューしていきます

待望のiPad Proがついに届きました。初代iPad miniを購入したのが8年半前だったようなので、それ以来のiPadです。色々と出費が重なってしまい、注文後にキャンセルしようか迷いましたが、ちょっと無理してでも買って正解。

まだ使い始めて一週間程度で、わからないことも多いのですがこれは長いお付き合いになりそうです。Apple製品は高めのものが多いけど、期待に応えてくれますね。今後スカルプトソフトなど色々とレビューしていくのでご期待ください!

あとがき

ワンコ先生

Takaさんのお話、怖いですね…中学生の頃に持久走で限界突破して酸欠になった同級生のことを思い出しました。私はあまり追い込むのが得意でないのでこういう人達はすごいな〜とは思いますが、ほどほどにしないとですね。