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2021年10月31日、3回目のオンライン勉強会をYouTubeライブで配信しました。イベントはアーカイブされているので、ご興味がある方はぜひご覧ください。配信調整などを行っていた前半10分程度をYouTubeエディタでカットしましたが、エディタを使うとチャットのリプレイが表示されなくなることがわかりました。当日、チャットで参加していただいた皆様には申し訳ないのですが、何卒ご了承ください。
Table of Contents
まずは全員自己紹介から
今回のオンライン勉強会でDiscordに参加してくれたのは、私を合わせて8人。顔ぶれは前回と同じ(2人ほど都合が悪く、参加できない方がいらっしゃいました)。同じメンバーでも自己紹介をする理由ですが、まず画面の向こうでご覧いただいている皆さまの中には初めましてな方もいらっしゃるはず。また近況報告という意味もあります。
杉本大地さんは、大手CG制作会社白組で働きつつ、週末は「分身ロボットカフェ」でロボットを遠隔操作してアルバイト。またTerryさんも東京のCG制作会社に就職。若手が躍進している感。
お題は「アセット管理」
今回は「アセット管理」についてお話しました。アセット管理といっても業界によって意味が違うと思います。なのでどちらかという「データ管理」の方法というお話といえるかもしれません。
モジョンさんは、事前に自社のストレージ構成図を用意し、業務内容や機器の選定方法などについてお話してくれました。以前は各パソコンに外付ドライブを取り付けていたそうですが、現在はNASと高速ネットワークを使ってデータ共有ができているとのこと。
しかし案件ごとに制作物の内容が異なるため、素材はサブスクなどを活用しており、共有しているデータはHDRIぐらいで、他の素材は案件ごとに購入するとのこと。
mozさんは建築関連のCGを専門的に手掛けているため、建具や家具など、共有すべきデータは多く、かつてはEagle( 画像収集と管理するアプリ)を使っていたそうです。しかしエイリアスを作るという仕組みからデータ容量が多くなったり、共有が難しかったりということから、connecterを使っているとのこと。
ちなみにCinema 4Dは、S24からアセットブラウザというデータ管理の仕組みが実装されましたが、複数のソフトウェアでデータを共有しようと思ったらconnecterのようなサービスの利用が必要ですね。
チアゴさんはキャラクターを専門的に扱っているため、ライティングのセットアップなどはあらかじめ何とおりか用意されており、またWRAPというソフトを使ってキャラクター作成を効率化しているとのこと。
大地さんが勤務する白組では、自社開発のツールでデータ管理をしているとのこと。大手になるとデータ管理の専門職とかもありそうですね。Terryさんの会社では、アーティストが個人的にデータ管理をしているようでした。
皆さん、業界や会社の規模なども異なるため、アセット管理の方法や悩みどころは三者三様でしたが、様々なサービスを知ることができておもしろかったです。
政治的なお話
流れで、どんな業界にもつきものの「政治的なお話」になりました。こちらはぜひ、YouTubeの方でご覧ください(笑)
最後はライブモデリング大会!
最後は恒例のライブモデリング。今回のお題は「ハロウィン」「選挙」「日本風」の3つ。ハロウィンは必須で、選挙と日本風はどちらかを選択します。最初に完成したのは、オンラインで参加してくれたTaichoさん。ひのきのお風呂にハロウィンかぼちゃがよい感じです。
3 Taichoです。
— 龍明 (@ryumei_41) October 31, 2021
sketchup+twinmotionです。
お題「日本風ハロウィン」 #c3d pic.twitter.com/tlcRmyEUHr
キャラクターが得意な大地さんは1時間で仕上げたとは思えない完成度。侍っぽいドラキュラ?が着ている裃(かみしも)には、コウモリっぽい絵が。ディテールも素晴らしいです。
#c3d #1時間ライブモデリング
— Daichi Sugimoto🦑3D Artist (@daichiandbon) October 31, 2021
「日本風なハロウィン」
ZBrush→C4D+Redshift pic.twitter.com/ygHka4aCsb
建築系のお仕事をされているmozさんは、作品も建築系。ハロウィン顔の家の中には畳があり、ちゃんとお題をおさえてます。さすが。
ライブモデリング、日本風のハロウィン、もうCGの操作忘れててパニックですよ#C3D pic.twitter.com/RVKhEstkVZ
— moz (@momomo_moz) October 31, 2021
モジョンさんは、ハロウィンかぼちゃな人が政見放送風な場所で主張をしています。かぼちゃがプロシージャルなところがこだわりです。
今回のC3Dライブモデリングのお題は
— モジョン (@mojon1) October 31, 2021
「ハロウィーン x 選挙」
難しかった…
唯一こだわったのはプロシージャルカボチャ。#C3D #ライブモデリング #1時間チャレンジ pic.twitter.com/7EfZqKv5IY
やまださんは、投票箱がミミックのようになっています。赤いライティングもホラーっぽくて効果的。iPadのnomad sculptで作成。スピードモデリングには、iPadよいですね。
C3Dオンライン恒例、ライブモデリング大会!
— ridiy☻やまだ (@Ridiy80) October 31, 2021
今回のお題は、ハロウィン×日本風orハロウィン×選挙。
という事です僕はハロウィンな選挙をお題にモデリングしましたー。
形にはなったけどライティング間に合わなかったからちょっと追加して完成!
やっぱ楽しいですね!#c3d #1時間ライブモデリング pic.twitter.com/oXbW99wt6x
チアゴさんはハロウィンかぼちゃの周りにいる精霊馬が和の要素。ちなみに精霊馬は特定の地域の風習らしいです。
#c3d #1時間ライブモデリング
— 伊藤忍 (@sino_3d) October 31, 2021
投稿するの忘れてました。あとから煙追加できたら追加します。
本日はありがとうございました。 pic.twitter.com/EQ5CyXT9KT
Mariさんもオンライン参加。かわいいモンスター達の投票かな?絵として完成されてます。
かぼちゃブーリアン後の調整は間に合わなくてカクカク。ちょっとオーバーして1時間15分くらいだった😅
— Mari (@maremon_mari) October 31, 2021
選挙×はろうぃん#c3d #1時間ライブモデリング pic.twitter.com/5B9SgVHVkP
ニワさんは、1時間と事後に少し修正を加えての投稿。和の要素になっている提灯の質感がよいですね。
本日の
— ニワダイスケ丨CG Designer (@terje28) October 31, 2021
「C3Dオンラインvol.3」でライブモデリング
お題:
「和風のハロウィン」
さすがに1時間では納得のいく仕上がりには
出来なかったので終了後に手を加えてます#c3d #b3d #blender3D#halloween2021 pic.twitter.com/XWxXTphYxd
最後に、私いわいでございますが、ライブ中にはモデリングできなかったため、終了後にチャレンジしてみました。布を表現するためにシミュレーションしてたら、時間切れになっちゃいました。サムネイルではわかりませんが、手前の方に投票箱のような、お墓のようなオブジェクトがあります。
遅ればせながらライブモデリングしました!1時間ムズイ😑#c3d #1時間ライブモデリング pic.twitter.com/isYfV2ylSR
— C3D | 中部のCG・映像勉強会 (@chubu3D) October 31, 2021
次回C3D勉強会は12月に開催予定
今回はハロウィンと衆院選が重なったこともあってか、視聴者はこれまでよりちょっと少なめ。でも皆で集まってワイワイやるのは、やっぱり楽しいです。
コロナはいまのところ感染者数が劇的に減少し、もうそろそろオフライン勉強会をしたいねなんてお話もありましたが、年内はまだちょっと難しいかな…最後に開催したのは2019年12月で、2020年は一度も開催できず。まさか2年間もこんな状態が続くとは想像できませんでした。
年内最後の勉強会は2ヶ月後。可能ならオフラインで開催したいと思いますが、それとは別にオンラインでも継続的になにかやっていきたいと考えているので、これからもよろしくお願いします!