C3D NEWS vol.63: 快適にCGできそうなM1 Ultra搭載のMac Studioが登場

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こんにちは、いわいです。今週のトップはApple信者垂涎のMac Studioの話題。MacBook Proに搭載されたM1 Maxもかなりのスペックでしたが、今回はそれを2枚くっつけて倍の性能を叩き出すというM1 Ultraが登場。ここまで来るとCGソフトも快適に動きますよね。欲しい(笑)

M1 Ultraを搭載したMac Studioが登場、CG向けにも使えるスペック

Appleの新製品イベントでM1 Ultraという新しいチップを搭載したモンスタースペックのMac Studioが発表されました。興奮冷めやらぬうちに記事も書いたので興味がある方はご覧ください。

いま使っているM1 MacBook Airが普通にCinema 4DやRedshiftが使えますが、エントリー機ということで、快適さではさすがにRTX3070を積んだWindowsマシンにはかないません。しかし今回のM1 UltraはM1 Maxの倍の性能ということで、CPUはThreadripper 3990X並み、GPUはRTX3090並みと報じている記事もあるほど。

特にGPUについては、そこまでの性能はないのでは?という意見も見られますが、ハイパーな性能であることは間違いなく、また圧倒的な低消費電力でMac miniを少し分厚くしたぐらいのコンパクトな筐体にも驚かされます。

個人的に次に購入するMacはデスクトップと決めていたのでMaxon Studioはめちゃくちゃ刺さっているんですが、Ultraの最上位でメモリ128GB、ディスク2TBにすると70万超え。本当にThreadripperやRTX3090に迫るような性能なら高すぎはしませんが、いまの自分にはちょっとオーバースペックなので、M1 Max + 64GBメモリ + 2TBぐらいの構成で行こうかと考え中。

イベントではMac Proの予告もあったので気になってます。Mac Studioの価格帯でも引き気味なのでMac Proは無理かな〜と思いつつ。あとMac Studioと同時に発表されたStudio Displayも魅力的なんですが、映像入力が1つしかないので、2台以上の端末が接続できません。いまはEIZOのディスプレイにMacとWindowsを接続して、切り替えながら使っていますが、それができないのはちょっとつらいかな。まあ20万もするディスプレイなんで簡単に買えないんだけど(笑)

Mac Studioのプロモーション映像の試作にはX-Particlesが使われている

Mac Studioのプロモーション映像は、Cinema 4DやHoudiniをメインに使われているMotion Punkが手掛けたそうです。そのMotion Punkによると、デザインを検討する段階ではX-Particlesを使ったとのこと。最終映像で使われたかどうかは現時点では不明ですが、とにかくかっこいい映像なので必見!

Maxon公式チャンネルでCinema 4Dでリグを学ぶシリーズがスタート

MaxonのYouTubeチャンネルでリグを学ぶシリーズがスタート。以前、RedshiftのACESについて知りたくてMaxonのトレーニングを視聴しましたが、めちゃよい内容でした。他にもRedshiftとかかなりよいコンテンツがいっぱいあります。英語というのと、海外発なんで日本時間だと深夜になるためリアルタイムで聞くのが辛い(コメントで質問できない)のがちょっと残念。リグはいま関心のあるところなんでまた勉強させてもらおうかな。

あとがき

ワンコ先生

今週はMacやCinema 4Dのお話ばかりになっちゃいましたが、まあたまにはいいよね(笑)Mac Studio、構成に迷っているうちに10〜12週間待ちになってしまった…Apple Siliconは設計的に購入後に増強はできないはずだけど、もしも次期Mac Proでそういうことができるとするなら、ちょっと惹かれるものが。

話は変わりますが、積年の課題だった有線LAN接続プリンターが無線化できました。TP-Linkの小型ルータを使えば簡単にできたんですが、これを中々見つけられなかったんですよね〜 有線の機器を無線化したい場合にお勧めです。