C3D NEWS vol.11: EPICがCapturing Reality買収

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こんにちは、いわい です。今週のC3Dニュースレターは、EPICのCapturing Reality買収、OTOYとAdobeがApple Silicon対応版の製品をリリース、マテリアル制作に使えるAdobe Caputureなどの話題です!

EPICがCapturing Reality 買収

近年、様々な会社を買収しているEPICが、今度はCapturing Realityを傘下に収めました。EPICは2019年に高品質アセットライブラリーサービス「Megascans」を提供するQuixelを買収し、同サービスをUnrealで無償提供しています。

Megascansのフォトリアルなデータは現実の風景をスキャンして制作されていますが、そこで使われているのがCapturing Realityということで、EPICの仲間入りは自然な流れなのかもしれません。

Capturing Reality is now part of Epic Games – Unreal Engine

OTOYがApple Siliconに対応したOctane Xをリリース

OTOYが他社に先駆けて、驚異的な性能で話題になっているApple Silicon Mac対応版の「Octane X」をリリース。早速試してみたのですが…現段階ではスタンドアロン版のみ提供されているようで、統合版でいつものような使用感で試すことはまだできませんでした。

しかしOTOYがApple Silicon対応版がリリースできたということは、技術的な壁は超えているということだと思うので、今後は他社も続くことと思われます。個人的には、メインで使っているRedshiftに早く対応して欲しいところです。

Adobe PhotoshopのApple Silicon対応版がリリース

Adobeからも、Apple Silicon対応版のPhotoshopがリリースされました。非対応版も普通に快適に動いていましたが、Apple Siliconに対応することでさらに高速化。年内には他のソフトも対応するんでしょうかね?こちらも期待です。

M1 Mac対応Photoshopが正式版に Adobe「1.5倍高速化を確認」

Adobe Caputure がマテリアル作成に便利そう

スマホアプリ「Adobe Caputure」を使うと、とても簡単にマテリアル作成ができるそうです。撮影した写真からノーマルマップやラフネスマップまで作ってくれます。早速ダウンロードしてみましたが、これはとてもよさげですよ!

あとがき

ワンコ先生

CGニュースなんて毎週お伝えするほどは無いよね〜と思ってたんですが、いまのところネタが尽きません。しかも結構大きめなニュースがちょいちょい出てきます。買収もまだまだ進みそうなので、年末ぐらいには業界再編がさらに進んでいるかもですね。