C3D NEWS vol.17: Apple新製品発表イベントのハイクオリティな映像

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こんにちは、いわいです。AppleからカラフルなiMacや新型iPad Proなど色々と新製品が発表されましたね。それを受けて人気のiOSアプリが3Dペイントに対応するというニュースもでています。

他にもBlenderで制作された驚異的なクオリティの実写合成MVに元Pixar堤さんのツイートなどについてお届けします。

Appleイベントのハイクオリティな映像

Appleの新製品発表イベントが開催されました。M1チップ搭載のカラフルなiMacやiPad Proなど盛りだくさんな内容。

意外だったのはiPad ProにMacと同じM1チップを採用したこと。昨年発売された初のApple Silicon搭載Macは、iPhoneやiPadと同じくARMアーキテクチャということで、Mac上でiOSアプリが動くようになりました。

ARMになったことでiOSアプリがMacで動くようになったのなら、iPad ProでMacアプリを動かすことも技術的に可能では?そうなったらiPad ProでM1に対応したCinema 4DやRedshiftも動くかもという期待が高まります。動いて!

思わず熱くなってしまいましたが(笑)、本当に伝えたいのは、Appleの高品質なイベント映像。ジョブズの時代からプレゼンには徹底的にこだわることで有名なAppleですが、コロナ禍でリアルイベントが開催できなくなったら映像で魅せてくれるようになりました。CGや映像に興味がある人なら必見です。

Appleのイベント – Apple(日本)

iOS アプリ Procreate が M1に最適化されて3Dペイント対応へ

人気のiOSアプリProcreate(2Dペイントアプリ)が、3Dペイントに対応することを予告。M1チップを搭載した新しいiPad Proに最適化されており、その処理能力を生かしているものと思われます。

ちなみに初代iPad miniを引っ張り出して、久々にProcreateを試そうとしたら非対応になっていました。残念…でもiPad Pro購入予定なので、発売されたら速攻で注文して試します。乞うご期待。

Blenderで個人制作された超絶品質の実写合成MV

Blenderで1年をかけて作ったというハイクオリティな実写合成映像(MV)がツイッターで話題になっていました。たった1人でこれを作るのは圧巻ですね。制作者ご本人がnoteに詳しいことを書いています。こういうのめちゃ貴重ですね。感謝しつつ読みましょう。

Blenderで実写合成MVを作った記録。①制作の概観|涌井嶺 / Ray Wakui|note

元Pixar、トンコハウス堤さんの語る絵の基礎

元Pixarで現在はトンコハウスを率いる堤さんが絵の基礎についてツイートされています。堤さんといえば、光と色をとても美しく表現されるアーティストですが、やはり上達するためには写真(二次情報)ではなく、現実(一次情報)を見て描くことが大切なんですね。スケッチが美しい…

あとがき

ワンコ先生

eBayで3月中頃に注文した本がついに届きました!2009年に「The third & the seventh」というフォトリアルなCG作品が公開され、その品質や表現力の高さが話題に。その作者であるAlex Romanさんが書籍を出版されていたことをCGWのイベントで知りました。

2013年に出版された本だったので中古すら見つけることが難しいと思われましたが、なんとeBayで新品を発見。Alex Romanさんご本人のサイン入りで届きました。後日、C3Dにレビューを掲載するのでお楽しみに!The third & the seventhは、Vimeoで公開されています。10年以上前の作品とは思えませんよ。

The Third & The Seventh from Alex Roman on Vimeo.