記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは、いわい です。今週は先週にも増して目立ったCGニュースが無かったので、軽めな内容です。
先週お伝えした国土交通省のオープンデータの利用に関する注意事項、MP4書き出しの品質を向上させるTMPGenc、配布されていたプロシージャルな畳テクスチャ、そしてCreative Commonsについてお伝えします。
Table of Contents
3D都市のオープンデータ、商用利用の際は要注意
先週のニュースレターでご紹介した国土交通省が整備を進めている都市の3Dモデルをオープンデータは、商用目的での利用も可能とお伝えしました。
ただし中には権利をクリアしないといけないものもあるようです。商用利用に際しては注意しましょう。次のツイートが(スレッドを含めて)参考になります。
3D都市モデルの #PLATEAU、おもしろそうだけど開発者が権利者に個別に許諾取らなきゃいけないデータがそうと明示されずに混ざってるらしく、なかなかこわい。現実の建物や看板の写り込みは法令上特別な規定があるが、仮想都市には現実にはない難しさがある pic.twitter.com/yRsqmO7hOr
— はまぐち@Svelte,ATDD,WebRTC推し (@hmgchk) March 29, 2021
Adobe製品でMP4を高品質に書き出す方法
AdobeのPremiereなどからMP4で書き出す際、状況によってはTMPGencを使うと品質に大きな差が出るようです。こういうのを聞くと、仮にメインマシンをMacにしたとしてもWindowsマシンはもっておかなきゃいけないなってなりますね。
プロにとっては常識かもしれませんが、最近はアマチュアの動画制作者も多いですし、こういう情報は有益です。感謝。
Adobeを使ってMP4を納品している方々へ…
— こえだ | 映像屋 & プログラマー (@kowaza31) March 24, 2021
「今すぐ書き出しをTMPGencに切り替えるんだ!」
低ビットレート納品だとマジで差が凄い
だいたいPrのVBR 5MとTMPGencのVBR 2Mが同じくらい
体験版で1ヵ月間も使えるので納品前に試すだけでもアリ
Prores読み込みができるので
Pr→ProresHQ→TMPGenc→MP4
これはマジ。
— モジョン (@mojon1) March 24, 2021
品質が全然違う。書かれてるとおり低ビットレートやエンコード泣かせの複雑な描写で凄い差が出る。
会社の編集室はMacだけど納品用MP4だけはわざわざWinでTMPG使ってやるくらい。 https://t.co/hqJGwoyNOX
プロシージャルな畳テクスチャ
牛乳瓶さんが作成されたプロシージャルな畳テクスチャがCC0で配布されていました。ありがたく使わせていただきましょう!
畳のテクスチャで配布可能な良い感じのものが見つからなかったので、プロシージャルで作っちゃいました!
— 牛乳瓶 (@milk_scope) March 29, 2021
CC0で配布しちゃうので、いっぱい和室を作ってね👍
boothとGumroadでダウンロードできるよ~!https://t.co/SjqC9psoSYhttps://t.co/AzkuoH7Rub#b3d pic.twitter.com/k81ZaBOKRD
Creative Commons について
牛乳瓶さんが「CC0」でテクスチャ配布とお伝えしましたが、このCC0が何かをご存じない方もいらっしゃるかもと思ったので、一応リンクを貼っておきますね。
CC0について ― “いかなる権利も保有しない”|Creative Commons
このようなCCライセンスは、国際的な非営利組織であるCreative Commonsが提供。CCライセンスには、著作権は保持しつつ利用はご自由にどうぞとか、利用する場合は必ずクレジットを入れてくださいとか、幾つかの種類があります。Wikipediaの説明がわかりやすいかもです。
あとがき
前回のあとがきでもお伝えしたeBayで注文した本、約3週間待ちの末に出荷連絡がありました!やった!って先にお金払ってますけどね(笑)
出荷連絡は4月1日(現地日付で3月末日)、私が購入したあともポツポツと売れている本だったので、毎月末にまとめて出荷しているのかもしれません。出荷連絡までの間、まったく連絡が無かったので何か試されてる感がありましたが(笑)到着が楽しみです。