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こんにちは、いわい です。今週のC3Dニュースレターは、クリプトアート、検証中のLight Tracer Render、グラボのマイニング性能制限などについてのお話です。プレゼント企画も準備してますよ〜!
Table of Contents
クリプトアートはデジタルアーティストの新たな収入源になるのか
「クリプトアート(NFTアート)」はご存知ですか?簡単にいうと「暗号化通貨イーサリアムのブロックチェーンを使って、所有者情報などを紐付けたデジタルアート」のことです。全然、簡単じゃありませんね(笑)
デジタルアートは簡単にコピーできてしまうため、アナログなアート作品と比べると価値が低く見られがちですが、デジタルアートにも証明書のようなもの(NFT)を付与して真贋判定できるようにして、一点ものとしての価値を持たせているようです。
暗号化通貨の技術を使っているためか、クリプトアートが取引されるマーケットでは、アートとしての鑑賞価値よりも投機対象として重きが置かれているような印象もありますが…
まあ正負の側面はありますが、クリプトアートで莫大な収益をあげたアーティストも現れていて、これがデジタルアーティストの新たな収入源として定着するとよいなと思います。クリプトアートについて、より詳しく知りたい方は拙著の記事をご覧ください。
遅まきの note 書き初め。 星子さん(@senpookyaku)のツイートで知ったクリプトアートについて調べてみました。全デジタルアーティスト必見!😀
— いわい|ダンボールアーティスト (@Iwai) February 15, 2021
デジタルアーティストの新たな収入源、「クリプトアート」について調べてみた|いわい ともひさ @Iwai #note https://t.co/ddZNcfGwon
Light Tracer Renderプレゼント企画準備中!
先日から検証中のLight Tracer Renderですが、リアルタイムプレビューは超高速で使い方も簡単。そしてなによりレンダリング結果がとても美しいです。歴史の浅いレンダラーということで、まだ足りない機能もありますが、開発のスピードは速いので期待できます。
来週開けにでもレビュー記事を公開する予定ですが、開発元に相談して、C3Dをご覧の皆様の中から3名様にLight Tracer Renderの永久ライセンスをプレゼントしていただけることになりました!わ〜パチパチ!詳細は記事公開後にお伝えします。どうぞお楽しみに!
Light Tracer Render、プロダクトとか建築ビジュアライゼーションとか分野特化だけど、そのぶん機能が限定的で使いやすいです。
— C3D | 中部のCG・映像勉強会 (@chubu3D) February 18, 2021
わからないところを開発元に質問して、まとめたら記事公開します!😀#lighttracerrender pic.twitter.com/UFFNclTBL1
NVIDIAがRTX3060のマイニング性能を制限
ビットコインの高騰によって再びマイニング需要が高まっており、ただでさえ品薄だったグラフィックボードは需要がさらに増して入手困難になっています。RTX3070(私が購入した製品)は購入時点では約7万円でしたが、現在は11万円ぐらいです。
ゲーマーからの不満の声も大きいようで、NVIDIAはRTX3060のマイニング性能を制限しているとのこと。いまや半導体は、スマホ、パソコン、家電、車など、あらゆる製品で利用されていて、需要は増すばかり。グラボは供給があるときに買っておかないとですね。
こういう制限できるのね。グラボメーカー的には用途はどうあれ売れればってところもあると思うけど、世界的な半導体不足もあるし、制限かけないとまずいぐらい、他の業界への影響が大きいのかも🤔 https://t.co/SC2k1uzBdL
— C3D | 中部のCG・映像勉強会 (@chubu3D) February 19, 2021
美しいトポロジーの作り方
美しいトポロジーを作るノウハウについて書かれた記事が紹介されていました。ハードやソフトが進化して、CG制作環境は劇的に向上していますが、こういうテクニックはまだまだ役立ちますね。
ハードサーフェース系のトポロジーを作るのに勉強になるページhttps://t.co/ZEJl59VWAs pic.twitter.com/AbycheyzE3
— ModelingHappy (@happy_modeling) February 17, 2021
あとがき
クリプトアートはプラットフォームがアメリカ中心のようで、居住者でないと出品が難しそうです。近い将来、日本にもプラットフォームができたら、デジタルアーティストの新たな収入源になるかもしれませんね。
Light Tracer Renderは、レンダラーの基礎知識があれば誰でも簡単に扱うことができ、レンダリング品質も高いです。若いソフトということで現状では価格も手頃。今後に期待。