C3D NEWS vol.36: 手段が目的化してはいけない

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こんにちは、いわいです。さて今週は、日比さんがツイートされた「手段の目的化」のお話が面白かったのでトップニュースにしました。他は小ネタです(笑)

CGという手段が目的化すると最重要なことが疎かになる

今週もっとも刺さった日比さんのツイート。特に仕事の話になると思いますが、CGという手段が目的化してはいけないという話です。CGを使うときには製品をいかに魅力的に見せるか(販促につなげられるか)、機能がきちんと説明できるかなど、根源的な目的があります。

これを見誤って、CGソフト上でいかによく見せるかということにこだわり、パラメータの数値にばかり気が行ってしまっては本末転倒です。直受けの仕事の場合、お客さんがCGでやりたいと相談してきたとしても、目的達成のためには写真の方がよいのなら、その理由をきちんと説明してCGを使わないことを勧められるのがお客様本位のよいクリエイターだと思います。

そういうことが大切だな〜と改めて感じました。

安価なモーションキャプチャーシステム

映像だけ使ってモーションキャプチャーするというデモを何度か見たことがありますが、同様のデモがまたシェアされていました。ブラウザベースでパソコンのカメラを利用する仕組み。パソコンを持ち出すのはちょっと面倒なので、スマホアプリでこういうのないのかな〜と思ったら幾つかあるようです。簡単なモーションしか取り込めないような気がしますが…決定版的なのがあるとよいのですが、あったりしますかね?

ゴミから作られた存在感あふれる衣装達

アフリカの複数のアーティストが、不正や紛争、環境問題などを題材にゴミを材料として衣装を作成されたそうですが、なんともいえない迫力。ツイートのスレッドで他の作品も見られます。アフリカンの人達の表現って、力強いものが多い印象。圧倒されるものがありますね。

CGの情報量を増やすコツ

一見複雑にみえるCG映像も、モデルは単純でテクスチャやライティング、カメラワークなどが重要だったりしますが、実際の映像を交えてそんなお話がツイートされていました。ですよね〜

子どもを対象にした「みらいのおねんど教室」

いつもC3D勉強会に参加してくれている、かえでさんが「みらいのおねんど教室」を開校されました。子どもを対象にスカルプトが教えてもらえるようです。詳しくはリンク先をご覧ください。

あとがき

ワンコ先生

Blenderをはじめました。これまでにも触れたことはありますが、今回は本腰を入れてやってみようかなと。C3D NEWS vol.30で紹介した、1400ページもある無料のBlender教材で勉強していますが、非常によくできていて感謝。

それにしても昔はBlenderといえば「高機能だけど癖が強い」ために使えないという印象でしたが、いつの間にかめちゃくちゃ使いやすくなってます。強力なアドオンが安価なのも魅力的なんですよね。Cinema 4Dメインだけど、組み合わせて有効活用していければいいなと思ってます。