C3D NEWS vol.26: Adobeが「Substance 3D Collection」を発表

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こんにちは、いわいです。ネタ少なめだった先週から一転、今週は話題てんこ盛り。Adobe Substance 3D Collectionは、これまでCGに触れていなかった人達に広まっていくのかなど気になりますね。

Adobeが「Substance 3D Collection」発表

Adobeがリブランディングした「Substance 3D Collection」を発表しました。

次世代のクリエイティビティのためのツール Adobe Substance 3Dを発表

新しいラインナップは次のとおり。

  • Adobe Substance 3D Painter
  • Adobe Substance 3D Designer
  • Adobe Substance 3D Sampler(旧 Alchemist)
  • Adobe Substance 3D Stager(旧 Adobe Dimension)

デモ映像やチュートリアルを見ましたが、初心者にもわかりやすそうなインターフェイスで、初めてCGソフトを使う人にも親しみやすそう。グラフィックデザイナーやウェブデザイナーなど、これまでCGソフトを使っていなかった人達が対象という感じ。

現時点ではベータですが、同時にOculus MediumベースのSubstance 3D Modelerも発表されています。

残念ながらAdobe CCとは別売りで、Substance 3D Collection(個人版)が年間6万980円、Substance 3D Texturing(個人版)が2万4380円(いずれも税別)。月額プランは割高。発売記念で2021年末までは20%割引。Texturingの方は、StagerとModeler(ベータ)が含まれません。CGソフトを使っている人は、Stagerは不要かも。

MagicaCSGが簡単操作でよさげ

まだ試してはいないんですが、MagicaCSGというソフトがよさげ。直感的な操作でモデリングができるようです。同じ開発元のMagicaVoxelは使ったことがありますが、マニュアルを見なくても使えてしまうような直感的な操作感のよいソフトでした。いずれも無料。MagicaVoxelはWin/Mac対応ですが、MagicaCSGはWinのみ。

Macの動画プレイヤーIINA

IINAというMac用の動画プレイヤーのことをこちらのツイートで初めて知ったんですが、カスタマイズできて使いやすいようです。

Cinema 4D版 Redshift RenderがACESに対応

Cinema 4D版のRedshift RenderがACESに対応しました。ACESについてはまだちゃんと理解できていないんですが、アメリカの映画業界で生まれたカラーマネージメントの仕組みです。

カラーマネージメントに関しては、以前、C3Dでカラーマネージメントについてセミナーをしてくれたパーチ長尾さんの連載、またACESに関しては、コンポジゴクさんの記事ががわかりやすいです。

CG de カラマネ!|CGWORLD

After EffectsにおけるOCIOを使ったACESシーンリニアワークフロー|コンポジゴク

あとがき

ワンコ先生

SubstanceはAdobe Substance 3D Collection、やはりAdobe CCとは別腹でしたね… Adobe CC利用者への割引はあってもよいと思うんですけどね〜