C3D NEWS vol.62: 永久ライセンスは実質的にほぼ終わった

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こんにちは、いわいです。今週は、旧Substanceのアカウントへのアクセスが終了するとの話を受けて「永久ライセンス」について考えてみたことをトップにしました。購入者心理としては、一度の支払いで使い続けられるライセンス形式は魅力的なんですが、事業継続を考えると厳しいですよね。

永久ライセンスは事実上、もう終わった

かつてはCGソフトやAdobeも一度購入したら使い続けられるライセンス形式、いわゆる永久ライセンスが当たり前でした。購入する側からすれば、一度の支払いで長く使い続けられるのは嬉しいところ。しかし開発を続けるためには継続的な資金が必要なソフトの開発元からすれば、不安定な収益は好ましくありません。

現在はほとんどのソフトがサブスク化され、永久ライセンスという形式もかなり少なくなっている印象。ソフトの一部の機能しか使っておらず、新機能を必要としていないという場合は永久ライセンスの方がよいかもしれませんが、ネット、OS、ハードウェアなど、ソフトウェアを取り巻く環境は変化し続けているので、何年も前にリリースしたソフトを最新の環境でも使えるようにするためには開発が必要になることもあるでしょう。

そう考えると、あらゆるものがサブスク化していく流れは避けられなかったのかなと思います。維持コストはかかりますが、導入時の初期コストが下がるなどメリットもありますし、いつも使っているソフトが開発終了とかになって欲しくないし。

個人的にはソフトのサブスク維持コストがあまり気にならないぐらいに稼げるようになりたいです(笑)

Houdini使いのさつき先生が開発元に合流

Houdini上級者として界隈では知名度も高かったと思われる さつき先生が、開発元のSideFXに入社されたそうです。若く才能もある方が開発元に入られることで、どのような変化があるのか非常に楽しみ。さつき先生は個人として、とてもわかりやすいチュートリアルをアップされていますが、今後は公式の動画として色々出てきそうですね。

ネトフリの映画音響のドキュメンタリーがおもしろそう

音楽のことはさっぱりわからんのですが、ネトフリの映画音響のドキュメンタリーには興味津々。以前、ディズニープラスでマンダロリアンのメイキングを見たんですが、その中に音楽作りのシーンがあって、とてもおもしろかったので、こちらも期待。

あとがき

ワンコ先生

ネトフリの映画音響のは、本当におもしろそう。これは見る。映画つながりでウェス・アンダーソンの「グランド・ブダペスト・ホテル」を見よう見ようと思っていたのを思い出しました。新作「フレンチ・ディスパッチ」も公開中。犬ヶ島も超おもしろかったし、楽しみ!

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