C3D NEWS vol.46: UnityがWeta Digitalを買収

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こんにちは、いわいです。今週は、週の後半に飛び込んできたUnityのWeta Digital買収がトップニュースです。メタバースへの利用が主な理由のようですが、VR・AR界隈は今後どのように発展していくんでしょうかね。

UnityがWeta Digitalを買収

近年はUnreal EngineのEPICが様々な企業を買収していますが、Unityは世界屈指のVFX工房であるWeta Digitalを買収。以下、ニュースの冒頭文。

Today, Unity announced that it has entered into a definitive agreement to acquire Weta Digital, specifically its artist tools, core pipeline, intellectual property, and award-winning engineering talent. The Academy Award-Winning VFX service teams of Weta Digital will continue as a standalone entity known as WetaFX and will become Unity’s largest customer in the Media and Entertainment space. By combining the industry leading VFX tools and technical talent from the incredible team at Weta, plus the deep development and real-time knowledge within Unity, we aim to deliver tools to unlock the full potential of the metaverse.

本日、ユニティは、Weta Digital社のアーティストツール、コアパイプライン、知的財産、そして受賞歴のあるエンジニアリング人材を買収する最終合意に達したことを発表しました。アカデミー賞を受賞したWeta DigitalのVFXサービスチームは、WetaFXとして独立した事業体として存続し、ユニティのメディア・エンタテインメント分野における最大の顧客となります。Wetaの素晴らしいチームによる業界をリードするVFXツールと技術的才能、そしてUnityの深い開発力とリアルタイムの知識を組み合わせることで、メタバースの可能性を最大限に引き出すツールを提供することを目指しています」と述べています。

Welcome Weta Digital! |Unity Blog

Weta DigitalのVFXサービスチームは、WetaFXとして独立した事業体として存続するということなので、そちらはこれまでどおりのようです。しかし、まだまだ映像やゲームの産業は業界再編が進みそう。

Facebookも社名をMetaに変えたりしてて、様々な産業がVRやメタバースに力を入れていますが、今度どのようになっていくのでしょうかね。個人的には、大きくてお手軽感のないVRゴーグルがサングラスのようになってくれたらよいな〜と思ってますが、これは近い将来実現するかな。

カーキ田崎さんおすすめの個人制作に最適なDCCツール

いつもハイクオリティな個人作品をSNSで公開されている田崎さんが、おすすめのDCCツールをツイートされていました。CGWorldの配信でもお話されていましたが、いまは個人がSNSでよい作品を投稿していればすぐにお仕事につながる時代なので、個人でよいものを作って発信するのは重要ですね。

Amazonでパソコンパーツを買うのが怖くなる話

AmazonでCPUを購入したら、中身を抜き取られた空箱が届いたというお話。他にも同様の被害をツイートされている方がいらっしゃいました。購入品はショップではなく、Amazonが出品していたものだそうで、最終的に返品が認められなかったとのこと。それほど価格差がなければ、高額なパソコンパーツはヨドバシとかパソコンショップの方がよいのかなと思っちゃいますね。

個人でもハリウッド映画並みのVFXが作れる時代

家のパソコンで作ったという作品がハリウッド映画並みな件。もちろん技術は必要ですが、個人で揃えられる環境でもこれぐらいのハイクオリティな映像が作れちゃうんですよね。頑張れば誰にでもチャンスがあるといえるけど、競争相手が爆発的に増えているわけで、目立つためには技術以外の面も考える必要がありそう。

消費電力がもう限界と思われるグラボ

Nvidiaの新しいグラボは、消費電力が700Wになるのではという噂。他のパーツも合わせたらパソコンの電源は確実に1000Wを超えそう。日本の家庭用コンセントは1500Wまでですが、実質はもっと低いという話もありますし、こんなのをフル稼働させたらブレーカー落ちそうだし、とんでもなく電気代かかりそう。

新しいMacBook ProはAdobe Premiere Proを使ったベンチマークではRTX3080並の性能という報告もありますが、ラップトップなので消費電力は極めて低いです。ちょと現行のグラボはMacのような大きな技術革新がないと(グラボだけの問題ではないけど)、これ以上の進化は厳しいのではないでしょうかね。

個性的で修理も可能なマウス

革や真鍮を使ったマウス。でも壊れたら使えなくなるよね…と思ったら、修理可能とのこと。実際にどんな使い心地なのか試せたらよいな〜

あとがき

ワンコ先生

C3DのYouTubeチャンネル登録者が250名を超えました!ありがとうございます!いつもご覧いただいている皆さまに御礼申し上げます。いまのところは、RedshiftとCinema 4Dの情報中心ですが、徐々に他の情報も発信していく予定です。

ちなみに収録で使っているのはSHURE SM7Bというお高いマイクです。単一指向性で雑音カット能力が非常に高く、音質もよくて気に入っています。正直もっと安価で十分な性能の製品もあるんですが、デザイン性の高さにほれて買ってしまいました。まあよいものは間違いはないので、これでよいのだ!