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Cinema 4DとiPadアプリForgerの連携方法をC3D YouTubeチャンネルで公開しました。本記事ではその概要をお伝えします。詳しい内容は、YouTubeをご覧ください。
Table of Contents
Forgerとは
Forgerは、iPad用のスカルプトアプリです。Maxonが買収していましたが、次のような大きな変更が発表されました。詳細は、Maxon公式のnoteの記事をご覧ください。
- Forgerは買い切りからサブスク化
- 元々のForgerは、Forger Classicと名前を変えて開発やバグ修正は終了(Forger ClassicはiPhoneでも利用可能)
- Maxon Oneの利用者には無償提供
- すでに買い切りのForgerを持っていた人は、1年間無料でサブスク版を利用可能
- Forgerの無料版も提供される(詳細不明)
- サブスク版のForgerは、最新版のCinema 4Dとシームレスに連携可能
連携できるCinema 4DとForgerのバージョン
本記事執筆時点で最新版となるCinema 4D R25.015と、サブスク化した新たなForgerが連携可能になっています。Cinema 4Dは、Mac、Windowsともに対応していることを確認しました。
Cinema 4Dの設定
Edit > Preferences > Extensions > Forger File Transfer で、Announce Service to Local Networkにチェックを入れます。チェックが外れていると、ForgerからCinema 4Dに対してデータが送れません。
Cinema 4DからForgerにデータを送る
Cinema 4Dで、Extensions > Send Project to Forgerを選択。そしてForgerで、Import > Receive from Cinema 4Dを選ぶとCinema 4D側の画面で送信先の端末名が表示されるので、選択してOKを押すとデータが送信されます。
ForgerからCinema 4Dにデータを送る
Forgerで、Export > Send to Cinema 4Dを選ぶと、送信先の端末名が表示されるのでタップして送信します。
Cinema 4DからエクスポートしたデータがForgerでスカルプトできない?
私の操作に間違いがあるのか、あるいはバグなのかはわかりませんが、Cinema 4Dから送ったデータがForgerでスカルプトできませんでした。どのツールを使ってもスカルプトできません。何か方法があるかもしれないので、この点は引き続き確認していきます。