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こんにちは、八代です。
2015年10月25日(日)、「自分が作りたいCGや映像」をテーマに勉強会を開催しました。
いつもブログを書いてもらってるいわいさんがお仕事の都合で午後からの参加だった為、今回代わりにブログ記事を担当させていただきました。
今回は参加者の近況報告や情報交換がメインでしたので、その中でも気になった話題をピックアップしてレポートします。
Table of Contents
CTスキャンで人形を3Dデータ化
名古屋のポストプロダクションにお務めのSさんから、CMで登場する人形を3Dデータ化する際にCTスキャンを利用した話をしていただきました。
なぜ一般的な3Dスキャナでは無くCTスキャンなのか?
一般的な3Dスキャナを使って精度良く3Dデータ化するには、表面を反射の少ない均一なマットな面にしないといけないそうです。
その為にフィギュア制作等で使われるサーフェイサー(下地材)で表面をマット処理にするのが一般的なやり方のようなんですが、CMで使う人形は一体しか無くサーフェイサーを使うことが出来ない為、反射する表面でも高精度に3Dデータ化が出来るCTを選んだそうです。
CTスキャンはそのようなメリットがある一方、人形の中身までスキャンしてデータ量が大きくなってしまうのがデメリットとのこと。
今まで漠然とCT=医療としか思ってなかったので、こういう使われ方もあることに驚きました。
新型の360°カメラを買ったよ
CGクリエイターのTさんからは、発売されたばかりの新型THETA S(未開封)を持ってきていただきました。
THETA Sはボタン1発で360°撮影ができるカメラで、6月の勉強会でも話題になりましたね。
開封の議をササッと済ませ、THETA Sの初ショットはこんな感じ。
C3D 1025 – Spherical Image – RICOH THETA
ボタン1発で360°写真や動画が撮れるのはお手軽で良いですね!
そして3DCG好きの集まりとしてはTHETAがHDRIとして使えるのかが気になるところですが、旧型のTHETAも仕事で使っているTさんが言われるには、反射マップとして使うには解像度は足りないけど、HDRIのライティング目的としては使えるとのこと。
新型のTHETA SではさらにHDRI作成用としても良くなっているはずなので、使用感などは是非次回聞いてみたいです!
THETAを使ってHDRI作成の詳しい記事を見つけたので紹介します。
CGcompo RICOH THETAでHDRI
360°動画と言えば最近話題になったものでスターウォーズがありましたね。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』惑星”ジャクー”の砂漠を疾走する、360°映像を<Facebook限定>公開!
Posted by Star Wars on 2015年9月24日
いやーエピソード7の公開が楽しみです!
上級者向けの3Dプリンタを買ったよ
いわいさんからは、最近3DプリンタMAESTROを購入して、その組み立てからテスト出力までのトラブル小話をしていただきました。
実は買った機種は上級者向けだったようで、組み立てからテスト出力まで初心者には少々ハードルがあり簡単とまではいかなかったようです。
今回話されたことやプリンタの使い勝手等は、いわいさんのブログで今後書かれていかれると思うので気になる方はチェック!
「2ランク上の3Dプリンタ」MAESTRO(マエストロ)を購入しました!
次回の勉強会では是非出力サンプルを見てみたいです。(いわいさんならきっとアイアンマンマスクを…)
C4Dユーザーの参加者が増えてきてる?
その他に参加者の皆さんから、イラスト制作にMODOのポーズツールを使ってみた話、東京ゲームショーに行ってきた話、イベントでフィラメント式の高額3Dプリンタを見てきた話、CINEMA4D PrimeとVRAY for C4Dを使った仕事の話等で盛り上がりました。
また今回新しく2名の方が参加していただきました。
お二人とも3DCGソフトはCINEMA4Dをメインに使ってお仕事をされてた方でした。
MODOユーザーが何故か多いC3D勉強会ですが、今後C4Dユーザーの参加者が増えれば、また名古屋でC4D勉強会を開くこともできそうですね!
2015年最後のC3D勉強会は12月に開催です!
次回は年末ということで勉強会の後は忘年会!という流れで開催します!
日程とテーマが決まり次第、こちらのWEBサイトまたは公式Twitterアカウントで告知しますので、ご興味がある方はお気軽にご参加ください~!