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東京からの参加者も来た17回目の勉強会
いわいでっす!!元気ですか〜!!
2月19日(日)、2012年初となるC3D勉強会を開催しました。当初、1月開催の予定でしたが、皆さん、お仕事が忙しかったため、予定を変更し、2月開催となりました。
今回は中部圏の初参加の方に加えて、遠路東京から、Luxology公認のmodo user group Tokyo代表の宮原さんが参加してくれました!!ありがとうございます!!
今回の宿題は、「風化した・使い込まれた”時”を感じるリアリティの追求」でした。
トップバッターは、わたくし、いわいからです!自宅の近所にある消化ホース格納箱を題材に作りました。テクスチャは錆びた鉄や、褪色した塗装などを重ねたり、雨だれを手描きするなどして作りました。ディスプレイスメントマップで、うっすらと凹凸をつけています。modoとphotoshopを使いました。
お次はやしろさん!ベルトを題材にした作品です。ただのベルトじゃおもしろくないということで、生物っぽいポーズがつけらています。お得意のZBrushで質感づけ。バックルの傷とか、皮の傷や色褪せなど、質感が良く出てますね〜
次はmojonさん!
お題発表の前に、HDRIに関する考察(リアルとは何か?)の発表がありました。下の二つの画像をご覧ください。上側は、HDRI使用、下側は未使用です。
HDRIありの画像は、質感はリアルな感じですが、ロゴがつぶれてしまっています。一方で、HDRIなしの画像は、ロゴの部分にハイライトが入り、メリハリのある絵になっています。
リアルなライティングというと、HDRIと考えそうですが、商品撮りのような絵を作りたいときは、商品を引き立てるライティングがあるわけで、ただHDRIを使えば、リアルな良い絵になるわけではないということですね。実例を交えてのお話がわかりやすかったです。
ということで、お題はこちら!電動ドリルです。最後は時間がなく、グリップの部分にはテクスチャをはれなかったとのことですが、鉄のはげ方など、よく表現できていますね。C4Dを使われています。
最後は、宮原さんの作品!!東京では、modo user groupの代表ですが、名古屋ではMaya使い(嘘w)だと面白かったんですが、modoを使った作品ですw お題は、ワイン蔵。基本的に、リニアワークフローで制作されているということで、ワイン樽の質感表現など、非常にリアルでいい感じです。
今回、これまで飲み会のみ参加されていた(なんか語弊があるようなw)かっぱさんが、勉強会初参加!Unity のお話をしたり、デモを見せてくれました。写真撮ってなかった、すまん!!
これまでもuxicさんが何度かお話してくれていますが、Unityは、3Dゲームのプラットフォームです。Flashのように、難しいことをしなくても簡単な動きはつけられますが、高度なことを行うときには、プログラムが必要です。
そのほか、今回はmojonさんが、お仕事で行っている実写合成のお話をしてくれました。実写とCGの合成で、SynthEyesでカメラトラッキングを行って、CGと合成するという非常に高度な技術を必要とするお仕事です。
そしてそして、今回は株式会社プラネットの小崎さんが、最近何かと話題の立体出力のサンプルをお持ちくださいました。立体出力は、原料に色々な種類がありますが、プラネットさんは、石膏を使われているそうです。
今回見せていただいたサンプルの何がすごいかというと、まず、彩色された状態で出力されること。そして、写真にはありませんが、ベアリングのサンプルがあり、なんと、動きます。パーツを後から張り合わせることなく、出力された時点でそういう構造になっているそうです。うーん、すごいな。
というわけで、今回の勉強会は初参加の方も多く、また、内容も濃いものとなりました。
最後は、宮原さんを囲んで、世界のやまちゃんで手羽先に舌鼓をうったのでした(^_^) 次回の勉強会は、4月の予定で〜す!!