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- 2020年3月3日 11:01 AM #4966
いわい
モデレーターGreyscale Gorillaが、ACESの紹介ビデオをアップしていたので、内容をざっくりと意訳してご紹介。間違ってたら返信でツッコミ入れてください!
ACESは、Academy Color Encoding System の略。
ACESには System と Color Space という2つのカテゴリーがある。Systemとしての側面。ACESは、sRGB、Rec.709、LOG、RAWなど様々なフォーマットを取り込み、プロジェクター、テレビ、4K映像、ウェブ用動画など、あらゆる用途に使えるようにできる。中間的なColor Space Management System といえる。
取り込むことを IDT(Input Device Transform)
書き出すことを ODT(Output Device Transform)という。
ACEScg は Wide Gamut Color Space で 3DCGのレンダリング用にデザインされている。
sRGB よりも幅広い Color Range(色の範囲)と Gamma Space を持ち、彩度や光度(Light Intensity)をさらに押し上げられる。実写の上にCGを置いて重ねるとき、通常のワークフローでは、LOGのフッテージをあなたが合成で使用するカラースペース用にプリコンバートして、CGをなじませて、linear EXRに書き出すと思う。
ACEcgの場合、あらゆる機器によって撮影されたものをレベル合わせするので、例えば、Cinema 4DのArnoldに取り込むときは、IDTが利用でき、コンバータのような役割を果たす。
そのようにCGソフト側で調整したものを合成ソフトに持っていけば、きちんとした色合わせなどができ、合成ソフトからは、あらゆるフォーマットに書き出せる。
現状ではACEScgをサポートしているレンダラーは限られていて、Cinema 4D本体は適切なACES Color Configuration Fileのロードに必要なOpen Color I/oには未対応。しかしArnoldは対応しているので、Cinema 4D用のArnoldを使えばACESのワークフローに対応できる。
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コンポジゴクさんが、日本語で詳しく解説されていますので、ご参照ください。
ACES in Visual Effects
https://z-fx.nl/ColorspACES.pdfNukeにおけるOCIOを使ったACESシーンリニアワークフロー
http://compojigoku.blog.fc2.com/blog-entry-65.html - 2020年3月11日 10:41 AM #5057
いわい
モデレーター先日のACESに関する投稿をすごく短くまとめた映像がツイートされてました。詳しいことはこれだけではわかりませんが、ざっくりとしたことはわかるかな?という感じです。
Confused about ACES color? Check out this clip from our latest tutorial. ▶ Watch the full tutorial – https://t.co/wkoekPfW8k pic.twitter.com/3XBm8KKcSW
— Greyscalegorilla (@GSG3D) March 7, 2020
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