今回も満席!「エフェクト」をテーマに第27回C3D勉強会を開催しました!




2015年6月28日、本年2回目となる勉強会を開催しました!今回は久しぶりに参加してくれたメンバーの他、初参加の人もいらっしゃって、いつものように賑やかな勉強会となりました。

MODO901リリースにともなう全国ツアー

午前中は、お互いの近況報告や情報交換から開始。トップバッターは、私いわいです。

MODOの最新バージョン、MODO901がリリースにともないThe Foundryの全国ツアーが開催されますよ〜という話題。

東京・大阪・福岡に加えて、名古屋でも開催!全国各所で行われるセミナーは、それぞれにテーマが違っていて飽きることが無さそう。

大阪では過去にC3D勉強会にも参加してくれた、ぐるくんさんこと多田さんが登壇されます!

ぐるくんさんはキャラクターものを得意とし、高い造形能力をお持ちですが、最近は自身がモデリングしたものを3Dプリントしまくっていて、セミナーではMODOでのデータ作りのノウハウを披露してくれるようです。

九州では北田さんがMARIとの連携についてお話をされます。これも聞きたい!そんな感じで、できることなら全て聞きたいThe Foundryのセミナーです。

何が何だかさっぱりわかりません(ぐるくんさんのブログ)

ぐるくんさんによる「MacでMODOユーザーな方がDMMの3Dプリンターサービスを利用した・まとめ」 togetter

The Foundry Summer Session 2015 in JAPAN

今回はお仕事が忙しくて参加できなかった、やしろさんと新型MacbookでMODOとか動くの?と話したことがありましたが、ブログでずばり回答してくれている人がいらっしゃいました!

MODOユーザーなら全員知っていると思われる超濃ゆい情報をほぼ毎日提供されている「Zで行こう!」さんです。

いや、もうズバリな感じでびっくりしましたよ。同じ疑問を持っている人は(あと2人ぐらいはいるのだろうかw)ぜひ、ご覧ください。

新しいmacbookをげっと – Zで行こう!

そして!ダンボールアーティストいわいの最新超大作をC3D参加者の皆様に初公開しました!が、まだ、公にしていない作品なので写真はお見せできません。

もうすぐ公開予定なので、それまではブログで過去作品でもご覧ください(笑)

ダンボールアートまとめ – IWAIMOTORS BLOG

プロジェクション・マッピング用のソフトや木型の世界

参加者が手がけたお仕事で利用したプロジェクション・マッピング用のソフトの紹介。

BrightSign

Resolume

C3Dでプロジェクション・マッピングが話題になったのは、もう7年以上前ぐらいかな。

今ではすっかり一般の人達にも理解できるものとなり、一時期ほどは騒がれなくなりましたね。

それだけ時間が経つと専用ソフトウェアも結構成熟していて、Macbook Proでもインタラクティブにサクサク動いていました。

プロジェクション・マッピングの難しさは、建物に対して照射する映像をピッタリとあわせるところです。

こういうのってどうやって調整するのか知りませんでしたが、ソフトウェア上で微調整出来たりするんですね。ソフトウェアも結構使いやすそうでした。

プロジェクション・マッピングの対象物を最初は小さなものをものを3Dプリントして使ったそうですが、本番前にはかなり大きなものが必要となり、調べた結果「木型」に辿り着いたそうです。

木型では複雑なものは作れないのかと思いましたが、最近では機械による切削でかなり精度の高い造形もできるそうです。

木型 – Wikipedia

3Dプリンタ全盛の時代ではありますが、木型など造形の世界はまだ知らないことが多いな〜と改めて感じました。

そして、ダンボール的にも大発見が!木型のお話の流れでFRP樹脂の話になったのですがこれに新素材がありました。

FRP(Fiber Reinforced Plastics)は、ガラス繊維などをプラスティックに混ぜたもので柔らかい素材に吹きつけて強度を出すことができたりします。

FRPを吸い込んだりしたら肺にガラス繊維が刺さる危険性があり、扱いが難しいです。

でも、ガラス繊維を用いずにより手軽に扱える「フツ・ラッシュ」なるものが紹介されました。

フツ・ラッシュ

ダンボールに吹き付けて硬化させたり、耐水性を持たせるといった事例も紹介されており、ちょっと、試してみたいと思った次第。

フツ・ラッシュのウェブサイトにはダンボールアートの先駆者としても有名な我が岐阜県出身のアーティスト、日比野克彦さんとコラボした作品も紹介されていました。

特定のソフトウェアに限定した勉強会は、それに関する深い知識が得られるという利点があります。

一方でC3Dは、様々な業界の人が「3Dや映像に興味があれば参加可能」という緩いしばりで集まることによって、思いがけず、色々なことを知るきっかけになったり、協業につながったりしており、これはまた違った意味での利点だなと思ってます。

Mac Luckの神対応で救われたお話

あるお仕事でiMacを現場に持ち込んだ際、落としてディスプレイが破損。すぐに直さないと仕事が間に合わない!

そんなときに見つけた名古屋のMacLuckというお店に相談したところ、なんと「2時間で修理できる」との回答!

お陰で仕事も無事納期どおりに出来たそうです。こういうお店の存在って、本当に大きいですね。素晴らしいです。

MacLuck(マックラック)

MODOユーザー周りで評判の良いRebusFarm

海外のレンダーファームはアメリカやヨーロッパに複数ありますが、最近、身近なMODOユーザーの人達に評判が良いのが、RebusFarmというドイツのレンダーファーム。今回の勉強会でもいいねってことで話題になりました。

RebusFarm

レンダーファームは何百台、何千台という規模のマシンを使って計算に時間のかかるレンダリングを短時間で終わらせてくれるサービス。

混んでいる時間帯はレンダー待ちになりますが、いざレンダーが始まればすごい速さで処理してくれます。

RebusFarmは日本時間の日中がちょうど空いている時間らしく、その時間帯であればかなり早く対応してくれるそうです。

まあ、レンダー後のデータが重い場合は転送に時間がかかったりはしますが、自宅に高スペックなマシンを複数台抱えることを考えれば、経済的には随分助かりますね。

また、実際の利用者から使用感や評判を聞けるのは良いことですね。

最近、勢いがありそうなLive2D

2Dの画像を3Dっぽく動かせるというLive2Dですが、スマホゲームなどとの相性が良さそうです。

Live2D

キャラクターのパーツを顔の下地、目、鼻、口、腕、体、服などと細かくパーツ分けして作っておくことで、それらを微妙に動かすことでアニメーションさせる仕組みです。

After Effectsなどでも頑張ればできることが多そうですが、そこは専門的なソフトということで、AEでやるよりもはるかに簡単に処理できます。

絵師と呼ばれる2D画を得意とする人達が簡単にアニメーションを作れるツールとして普及してきているようです。

実際に利用されている方に解説していただきながら、Live2Dを使った動画を見ましたが、アニメ調の絵とは相性良いですね。

素材を実写にしたら気持ち悪くなって面白い効果が出せそうな気がします(笑)

HDRIにも使えないことはないリコーのTheta

ボタン一発で360度写真が撮れてしまうリコーのThetaというカメラがありますが、勉強会参加者が持ってきてくれました。

撮影した写真がこちら。ぐるぐる回せて拡大もできます。ロケハンしてお客さんに伝えるときにはとても役に立つそうです。なるほど。

Post from RICOH THETA. #theta360
Spherical Image – RICOH THETA

360度画像ということで、HDRIにも使うことはできるそうですが、解像度が低いため、ライトの情報としては良いけれど、背景画像としての使用には耐えられないようです。

高解像度対応してくれれば、CG画像を必要とする人達にとっては必携アイテムになりそう。プロ向けとして多少高くても売れそうな気がしますが、どうでしょうかね。

エフェクトはHoudiniや唐揚げで(笑)

午後からは今回のテーマであるエフェクトについて。定番と思っていましたが知らない人もいたRed GiantのUNIVERSEとか。

UNIVERSEは、エフェクトで有名なRed Giantの新しめのサービスです。

無料で使える機能も幾つかありますが、全ての機能は有料プランで無いと使えません。

UNIVERSE – Red Giant

サービス開始時に私のブログでも紹介しておりますので、ご参考まで。

Red Giantの新サービスUNIVERSEは無料で使えるツールがいっぱい!!

Mac専用ですがNodes2というエフェクト系のプラグインが軽快な動作で、簡単に複雑なエフェクト(VJ的なもの)が追加できて良さそうでした。

Nodes.2

業界人が見ると「あーこれ、まんまNodes2だわ」とかってなるかもしれませんが、普通の人にはそんなことわからないからいいんじゃないかと思ったり、思わなかったりしました(笑)

少し前に流行っていた、唐揚げエフェクトにも挑戦。唐揚げの画像は色調とかを調整すると、爆発に見えるというものです。

車の衝突とか。ガソリンタンク後ろなのにこんなに爆発しないよとかいうツッコミは無しで(笑)
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工場の爆発とか。これは普通にありそう(あってはいけないんだけど)。建物にも爆発の赤みの反射をとか、外野が小うるさいことを言ってました(笑)
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唐揚げだけではイカンかなと思って、HoudiniをMacbook Airにインストールしてチュートリアルを見ながら爆発を作ってみました。

いまいち、操作方法を理解できていませんでしたが、使用経験者に教えてもらいながら短時間で簡単な爆発ができました。
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画像はただのプレビューですが、ちゃんとレンダリングすれば見栄えが良いものができそう。さすがはHoudiniですね。

非商用版は機能制限はありますが、無料で使えるので興味がある人はやってみてください。

Houdini

そんなわけで、今回のC3D勉強会もあっという間に終わってしまいました。次は8月に開催予定です!